【国税庁】令和4年分所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について

  • URLをコピーしました!

国税庁ホームページに、令和4年分の確定申告状況をまとめた資料が公開されました。

▼ 令和4年分の所得税等、消費税及び贈与税の確定申告状況等について
https://www.nta.go.jp/information/release/pdf/0023005-053.pdf (nta.go.jp)

目次

トピックス① 自宅からのe-Taxの利用状況等

資料によると、国税庁ホームページ『確定申告書等作成コーナー』や各種会計ソフトを利用して自宅から納税者本人によりe-Taxで申告書を提出した方は、令和3年分の約1.3倍平成30年分の約5倍になり、また、確定申告会場で申告書を作成・提出した方の2倍を超え、自宅から提出する方が着実に増えているようです。

さらに、自宅からスマホを使ってe-Taxで申告した方は、令和3年分から約1.6倍に増加しており、自宅からe-Taxで申告した方のうち約4割がスマホを使った申告になります。

この状況をみると、納税者本人が自宅からスマホを使ってe-Taxを使って申告書を提出する方法が今や主流となっているようです。

トピックス② マイナンバーカードを利用した申告

自宅から納税者本人によりe-Taxで申告書を提出した方のうち、マイナンバーカード方式を利用された方は約7割で、令和3年分の約1.6倍、平成30年分の約8倍に増加しました。
この背景としては、他の要因もありますが、国の政策として行っていたマイナポイントの付与等により、マイナンバーカードの普及率が上昇したことが要因の1つにありそうです。

トピックス③ マイナポータル連携の利用状況

国税庁ホームページ『確定申告書等作成コーナー』では、マイナポータル経由で、控除証明書等の必要書類のデータを一括取得し、申告書の該当項目へ自動入力する機能を令和2年分から導入しています。
マイナポータル連携により控除証明書等を取得した方は令和3年分の約4倍に増加しました。令和5年分の申告の際にはさらに増えることが予想されます。

国の政策として進めているデジタル化により、申告の方法が紙からデータへ着実に移行しています。
この伸び率を見ると、紙の申告から完全に移行する日もそう遠くはないかもしれません。

詳細は国税庁ホームページをご覧ください。
国税庁 (nta.go.jp)

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次