国税庁は、7月31日にホームページに「インボイス制度において事業者が注意すべき事例集」を掲載し、制度の詳細用パンフレット「適格請求書等保存方式の概要-インボイス制度の理解のためにー」を更新しました。
制度開始まで2ヶ月となりましたので、内容を確認してしっかり理解しておくようにしましょう。
7月31日に新たに掲載された「インボイス制度において事業者が注意すべき事例集」では、下記のような内容が記載されています。
【登録の取下げ・取消し】
・インボイス制度開始前にインボイス発行事業者の登録を取り下げるケース
・インボイス制度開始後にインボイス発行事業者の登録を取り消すケース
【2割特例】
・課税事業者選択届出書の提出により、令和5年10月1日前から課税事業者となる同日を含む課税期間に、インボイス発行事業者の登録を受け、2割特例の適用を受けるケース
・2割特例の適用を受けた課税期間の翌課税期間について、2割特例の適用を受けることができず、簡易課税制度の適用を受けるケース
その他、免税事業者に係る登録等の手続・2割特例に係る手続等も掲載されています。
免税事業者からインボイス発行事業者となる場合は事前に確認しておくと良いでしょう。